2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

買い直した本

「事件」としての徂徠学 (ちくま学芸文庫) 作者: 子安宣邦 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2000/08 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る 「宣長問題」とは何か (ちくま学芸文庫) 作者: 子安宣邦 出版社/メーカー: 筑摩書房 …

心労のため風邪で寝込んでいます

先日は通院日。ここしばらくずっと調子が悪く、いつも処方していただいている薬と一緒に風邪薬も出していただきました。 やはり、両親の葬儀後も家庭内は落ち着かず、この状況は年内までは続きそうです。 食欲も細り、口にできるものを口にしています。 私の…

食い散らかし的に

市立図書館から以下の五冊を借りる。 大内義隆 (人物叢書) 作者: 福尾猛市郎 出版社/メーカー: 吉川弘文館 発売日: 1989/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「義隆の野望」とは何ぞやというのは気になっていたから、二次文献だけど参考になる…

来年のカレンダーを注文

壁掛けのカレンダーの来年分が必要だと気付き、色々調べてお手頃だし、美しいなと思ったので、熱帯雨林で注文。 カレンダー2015 古ねこ 国芳と絵師たちの猫ごよみ Cats in Ukiyoe Calendar,Traditional Japanese Woodblock Art Print (ヤマケイカレンダー201…

お知り合いのリンクを直しました

「にんじん食堂うずまさ」さんのリンクを新しいものに直しました。 沖縄料理もの語り 色々とネットではお世話になっています。今後ともよろしくお願い致します。

独りきりの食卓

ご飯は同居している姉が作っているのですが、独りきりでご飯を食べるのが、すごく寂しく感じるこの頃です。父の葬儀も終え、色々な手続きも残されているのですが、だんだんと心寂しさだけが募ります。

テッサ・モーリス・スズキ『過去は死なない』(4)

『ゴーマニズム宣言』シリーズの特徴は、アイロニーの緩やかな死である。初期の作品では、当時の社会問題についての小林よしのりの意見表明は皮肉たっぷりだった。しかし、『戦争論』、『台湾論』、『戦争論2』と進むにつれて、皮肉な調子はしだいに融けて…

テッサ・モーリス・スズキ『過去は死なない』(3)

じつはわたしとしては、歴史のプロセスに"連繫”(インプリケーション)しているという意識にいかに影響を与えるか、と言いたいのである。"連繫"ということばでわたしは、わたしたちの過去との関係は、ふつう"歴史責任”ということばで表されるものとは多少違…

テッサ・モーリス・スズキ『過去は死なない』(2)

ここでわたしは、"解釈としての歴史"のほうが"一体化としての歴史”より好ましい(あるいはその逆)といったことを主張しているのではない。……むしろ、過去についての理解はたんなる知的システムではない、と認識するところから出発したい。過去との遭遇は、…

テッサ・モーリス・スズキ『過去は死なない』(1)

過去は死なない――メディア・記憶・歴史 (岩波現代文庫) 作者: テッサ・モーリス‐スズキ,田代泰子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2014/06/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る わたしたちが思いえがく歴史は、たくさんの源泉からの寄せ…

齋藤希史『漢文脈と近代日本』(3)

『日本外史』は、保元・平治の乱による源氏・平氏の台頭から徳川の天下統一に至るまで、武門の興亡を記したものです。それが大ベストセラーになった原因については、やはり、武家の興亡という歴史そのものの面白さがあると思われます。……『日本外史』は、お…

齋藤希史『漢文脈と近代日本』(2)

齋藤希史『漢文脈と近代日本』(1)

漢文という文体は、その内容とは別に、十分に操作的であり、技術的なものであって、東アジア全域に広まったのはそのおかげだとも言えます。これは漢字の特質ともかかわることです。そうであるからこそ、古くは仏典が、近代に至っては西洋科学やキリスト教の…

田中康二『本居宣長』

本居宣長 (中公新書) 作者: 田中康二 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2014/07/24 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 去年の日本思想史学会にて大変お世話になった、田中康二先生の新著。本居宣長の評伝モノは、戦前からずっとあり、…

揖斐高『江戸幕府と儒学者』

江戸幕府と儒学者 - 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い (中公新書) 作者: 揖斐高 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2014/06/24 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 日記ばかりでは芸がないので、連投で読んだ本を紹介します。本書は、江戸…

通院日

両親を亡くしても、体調は自分のことなので、昨日は京都まで通院。今後の生活のためにも目標としては、バスの中の人混みに慣れること。いま奈良は正倉院展をやっているので、どこも人だかりです。 しばらくは家庭内は落ち着きつきませんが、主治医の先生から…