2011-01-01から1年間の記事一覧

 今年最後のご挨拶

今年も世間ではいろいろありました。 自らの身辺に関していえば、「来年もっと研究頑張ります」というしかございません。 誠に私事になりますが、今年を総括すると、広義の意味での「ト×××ル問題」に直面した一年でした。 「そんなの私知らない。知りたくも…

さげぽよ〜の年の瀬

昨日、病院から帰ったあとに、さげぽよ〜な事例が立て続けにあり、欝になっていました。インド耕太郎のご飯ツイートを見て、励まされるも、まだ欝から抜けきれず。たぶん、昨日の通院に待たされて、帰省客が多かったことによる疲労もあったかもしれません。…

今年最後の通院

今日は人が混んでいて、呼ばれるのにだいぶかかる。薬を少し減らしてもらう。いまバス停留所で待ちながら、食べ損ねたお昼ごはんをどうしようと考えながら、帰宅ちう。

読書会@大学

静かに勉強できる場所として、学部の共同研究室を選んだのですが、暖房が効いておらず、寒すぎました。かと言ってラウンジは学生の談笑で集中できないし。悩ましいところです。メンバーが新しく加わったので、喜ばしい。 寒すぎて頭働かなさすぎでしたが。大…

 有馬記念

ブエナビスタに勝ってほしかった。勝ってたはずの不運なレースは数知れず。それでも掲示板は外さなかった。ラストランは掲示板外したけど、だれも責められない。まぎれもなく、彼女は名牝だった。

 ヴェイユ.S『自由と社会的抑圧』(4)

第4章 現代社会の素描。 個人が制御できぬものはことごとく集団が奪いさる。かくて科学はすでにはるか以前から、そしてますます大きな割合で、集団の仕事になりつつある。じつをいうと、あたらしい成果はつねに特定の人間の仕事である。……実生活がいよいよ集…

 ヴェイユ.S『自由と社会的抑圧』(3)

第2章 抑圧の分析 力の観念は単純からほど遠い。とはいえ、社会問題を措定するにあたり第一に解明すべき観念である。力と抑圧、これは別物である。しかし、まずもって理解すべきは、ある力が抑圧的であるか否かは、力が行使される方法ではなく、力の本質その…

 ヴェイユ.S『自由と社会的抑圧』(2)

同。 政治的次元でも事態は変わらない。国家による抑圧が、人民から峻別される常設の管理装置の存在、すなわち官僚・軍事・警察の装置に依拠することを、マルクスは明確にみてとった。しかし、これら常設の装置は、管理機能と遂行機能のあいだに事実として介…

 ヴェイユ.S『自由と社会的抑圧』(1)

自由と社会的抑圧 (岩波文庫)作者: シモーヌ・ヴェイユ,冨原眞弓出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/03/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (48件) を見る原著のリンクです。第1章 マルクス主義の批判より。 資本主義的抑圧…

 読書会レジュメ作成終了

とりあえず、読書会でのレジュメを書き終えました。おもいきり読書できると思ったけど、なんだが今年はなんか読書量が減った気がします。いったい何に忙殺されていたのでしょうか。さして研究の進渉もなかったのに。去年よりは体調も持ち直したので、ゼミに…

引き続きノートで

メモを走り書き。研究書を傍らに置いて、夕食後からずっとこの作業。気づいたら、こんな時間に。今日はこれにて就寝。

 今日の病弱日記

病弱体質というのは、やはりあると思います。朝起きてすっきりせず、寝込んでいていました。今日の奈良は、春日若宮おん祭。おそらくオサレでシックな観光客がワンサカワンサ、ワンサカワンサ、イェイ〜イェイ〜イェイイェイ!それで、外出する気にもなれず…

ひでよしのやぼう

出かける最中に、図書館から連絡。色々と込み入った事情で、同志社大学今出川図書館に行くことに。 論文をコピーしたあと、衣笠まで出る。研究会が始まるまで、論文の収集作業。研究会では、「秀吉の野望」は歴史学的にどこまで明らかにできるかという話に。…

引き続き下準備

今日も下準備。大学図書館でない学術雑誌や貸出中の論文集に、めぼしい論文があり、複写依頼を申し込む。また今年の学会誌をパラパラ見る。いろいろ参考になり、読書会報告にそれをどう活かすかが課題。明日は大学に行って、資料調査します。

 近所の診療所にて

昨日の体調不良もあり、夕方に近所の診療所に行く。早めに来たので、最初に診察してもらう。帰宅後、少しネットで調べもの。資料の所在などを確認してメモる。延々とこれをやっていたら、キリがない。回復したら、大学で調査しに行くつもりです。

 寝込んでいました…

今日の朝からすっきりせず、寝込んでいました。何かやらないと落ち着かないので、読書会の準備のために、ネットで調べもの。めぼしい論文をダウンロードする。大学図書館に所蔵されてない論文は、複写の依頼を申し込む。しかし、読書会の準備ばかりしていて…

 写経終わり

今日は奈良マラソン。沿道からの声援がここまで聞こえる。マラソンの喧騒が過ぎて静かになってから、写経作業に着手。今日で写経を終える。それだけでレジュメは三頁弱ほど。また、そのあとに色々付け足さなければ。しかし付け足せる材料もないので、今日は…

いただきました!(マチャアキ風に)

ポイントプログラムで今月の抽選に当たり、わずかながらポイントをいただきました。抽選なので、運もありますが、このブログを介して何かをいただいたのは、昔、企画で本をいただいて以来です。今回いただいたはてなポイントは、有効に使いたいと思います。

 お散歩

今日は運動も兼ねて、街に外出してお散歩。古本屋で、研究とは関係のない小説を三冊ほど買う。街の本屋にも寄って、「こ、これは…!」と思った本もあったのですが、そこは我慢。資料調査で必要となるコピーカード代とかは、研究書一冊分だし。関係する研究書…

雨のなか

昼前に起き、雨も降っていたので、今日は無理をせず、図書館に返す本だけを荷物にして、大学へ。資料調査に関しては、没頭できる時間を自分で作らないと。今日の天気では仕方がない。研究会が終了して、これから帰宅。

 ひとやすみ

今日は調子が悪いため、お休み。夕方に史料が届く。お店から返信が滞っていたので、注文の件を尋ね、丁寧な返信をいただく。若干焦りましたが、どうやらメールサーバの問題だったみたい。明日大学行くための荷造りをしたので、これから就寝します。

 続・写経作業

鈍器になれる分厚い研究書で、続編として「続・〇〇」という題名の本を図書館でよくみかけたりします。先日の続きで、今日写経した箇所は、「いま流行の排仏家って〜、チョー〜マジでムカつくんですけどぉ〜!ぷんぷくり〜ん!(怒)」という文章ばかりでし…

ゼミ@大学

大学にてゼミ。今週から二週にわたり、修士論文報告。今日は発言してみた。そして、自分で反省。思い返せば、キツすぎた感が否めず。老師の言葉のように、包み込めませんでした。貌・言・視・聴・思。今日ほど、藤樹先生のようになりたいと思ったことはあり…

 ネットを徘徊

写経作業を一段落終えて、古本関係や中国書籍関係のサイトを徘徊。ただコピーするよりも手元に置いておいた方が便利というものは、値段が高すぎて…。やはりコピーに頼るしかなさそう。最近、つとに中文書を調べることが多くなり、先日の報告でも扱った史料が…

 優先順位

ゼミでの輪読報告も終わり、自分の研究を進渉させるために、なんとかしたいと思っている今日この頃です。ゼミのある月曜日は、ゼミが長引くこともあり、調べものはできないので、図書館から借りた本を返すことぐらい。とりあえず、読書会の史料輪読があるの…

通院日

今日は通院日。薬だけ処方してもらいました。睡眠薬については、次に通院するときに、少し分量を減らしてもらおうかと思っています。今日はいつも通り。奈良に帰ったら、お弁当屋さんに行って、遅めの昼食を買おうかと考えています。

 オクサラ.J『フーコーをどう読むか』(4)

「第8章 真なる性」より。 セクシュアリティのクイア的概念化の背景にある主要な考え方、それは、ゲイおよびレズビアンの同一性は――ヘテロセクシュアルのそれと同様――、自然で本質的な同一性ではなく、セクシュアリティの「健全で」「正常な」表現を統制する…

 オクサラ.J『フーコーをどう読むか』(3)

「第7章 抑圧されたセクシュアリティ」より。 権力からの完全な自由など存在しえないが、さまざまに異なる支配状態からの「特定の」解放はありえるし、そうさせることができよう。そう、過酷な権力関係およびある種正常化する技術の影響からの解放は。フーコ…

 オクサラ.J『フーコーをどう読むか』(2)

「第3章 人間の死」より。 フーコーは、初期の著作のさまざまな文脈で、考古学というメタファーを用いる。このメタファーを自身の著作のアプローチの名として体系的に使いはじめたのである。……ところで、考古学という術語はすでに、フランスの歴史研究におけ…

 オクサラ.J『フーコーをどう読むか』(1)

フーコーをどう読むか作者: ヨハンナ・オクサラ,Johanna Oksala,関修出版社/メーカー: 新泉社発売日: 2011/09/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見るHow to Read Foucault作者: Johanna Oksala出版社/メーカー: Gran…