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 『ポストフォーディズムの資本主義』(2)

潜在的な動物、したがって未分化な動物、おそらくこれが「人間的自然」の定義です(大まかなものですが)。それは比喩的なものではなくまさに狭義の意味で、メタ歴史的な、生物学的な定義、「クロマニョン人以来」の不変項なのです。ともかく以上は、認知科学(チョムスキー派の)に普及している定義とはかなり異なっています。明日はまたこの地点からはじめましょう。なぜなら、おそらくここに、一九七一年のアイントホーフェンの討論に対する〈第三の与件〉があるからです。生物学的不変項の存在を認めるかぎりフーコーではなく、またこの不変項を潜在性/未分化の内に(つまり社会的実践の偶然性と可変性の基盤となるが、いかなる「正当な社会」の理想も提出しえないものの内に)同定するかぎりチョムスキーでもなく。この〈第三の与件〉こそが、社会科学の自然化プログラムの核心となります。(p39-p40)