日本思想史学会2012年度大会プログラム
学会よりご連絡をいただきましたので、お知らせ致します。
正式な情報につきましては、学会のサイトを参照してください。
日本思想史学会2012年度大会
期間:2012年10月27日(土)〜28日(日)
会場:愛媛大学城北キャンパス
第一日:10月27日(土)
公開シンポジウム(13:10〜16:40) 愛媛大学南加記念ホール
テーマ:巡礼・遍路の思想
司会
大野出(愛知県立大学)
若尾政希(一橋大学)
趣旨説明
桂島宣弘(立命館大学)
報告
舩田淳一(佛教大学)
青柳周一(滋賀大学)
井上智勝(埼玉大学)
◎会員総会(17:00〜18:00) 愛媛大学南加記念ホール
◎懇親会(18:30〜20:00) 大和屋本店
第二日:10月28日(日)
第一会場:愛媛大学法文学部講義棟305教室
パネルセッション:近世の習合思想(10:00〜12:00)
司会
佐藤眞人(北九州市立大学)
報告
天海を仰ぐ思想家たち:曽根原理(東北大学)
慈雲の密教概念に基づく集合的世界観:H van der.Veere(ライデン大学)
コメンテーター
オリオン・クラウタウ(龍谷大学)
パネルセッション:清沢満之とその彼方―「精神主義」研究の現在(14:00〜16:00)
コーディネーター
オリオン・クラウタウ(龍谷大学)
報告
「精神主義」の政治性―天皇制国家との関連において:近藤俊太郎(本願寺史料研究所)
第二会場:愛媛大学法文学部講義棟304教室
◎個別発表 午前の部(10:00〜12:00)
現代日本思想史におけるインド名士―タゴール観をめぐって:李宥霆(関西大学大学院)
インドの発見と仏教東漸―不空仏教の受容を中心に:冨樫進(東北大学)
『教行信証』化身土巻における『涅槃経』からの「信不具足」を含む引用について―読み替え、入れ替えの意図に注目して:岡田大助(工学院大学)
◎個別発表 午後の部(13:00〜16:00)
近代「国史学」における辻仏教史学―日本近代史学における「宗教」認識序説:池田智文(ノートルダム女学院中学高等学校)
近代日本におけるルネサンス認識の変化と「人文」の思想ー一九〇〇年代から一〇年代までを中心に:川合大輔(名古屋大学大学院)
明治期におけるフィロソフィーの受容問題―井上円了における哲学館設立までを中心に:許智香(立命館大学大学院)
第三会場:愛媛大学法文学部講義棟302教室
◎個別発表 午前の部(10:00〜12:00)
宸記からみる花園天皇の宋学受容についての新研究:邱〓(皇學館大学大学院)
歴史物語の出発、再出発、完成―平安人にとっての歴史と文学:大野ロベルト(国際基督教大学大学院)
◎個別発表 午後の部(13:00〜16:00)
「ヒロシマ」の行方・記憶の在り処―韓国人原爆犠牲者慰霊碑をめぐる「聖域」と「平和」の論理から:西井麻里奈(大阪大学大学院)
教祖論の系譜ー史学史の一視角:永岡崇(国際日本文化研究センター)
高野実と「民族」言説―戦後総同盟での活動時期を中心に:鎌倉祥太郎(日本学術振興会特別研究員)
戸坂潤の評論におけるジャーナリズム思想:根津朝彦(日本学術振興会特別研究員)
第四会場:愛媛大学法文学部講義棟203教室
◎個別発表 午前の部(10:00〜12:00)
荻生徂徠の幕藩体制改革構想:許家晟(早稲田大学大学院)
荻生徂徠における天の問題―「不可知」的天をめぐって:陳暁傑(関西大学大学院)
『沙石集』の和歌陀羅尼観:菅基久子(武蔵大学)
◎個別発表 午後の部(13:00〜16:00)
平田篤胤『新鬼神論』における新井白石の思想的遺産ー比較分析を通して:鈴木孝子(国際基督教大学)
幕末国学言語論をめぐる思想史的位相―言霊音義派における〈言語ノ本源〉:岩根卓史(立命館大学大学院)
斉藤彦麿の鎮魂観:山口剛史(皇學館大学)
闇斎学派の南朝正統論―『神皇正統記』の受容と変奏:齋藤公太(東京大学大学院)
熊沢蕃山の神道論と寓言論:井関大介(東京大学大学院)