桑野隆『未完のポリフォニー』(3)

十月革命をはさむ数十年間のロシアの芸術、文化に対する関心は、ますます高まってきている。……このようにあげていけばおよそ際限がないかのように思える多産で燦たる世界が、ロシアにもあった。これらを総称して、ふつう「ロシア・アバンギャルド(芸術)」と呼ぶ。(p113)