読了本

 

 『孫子』がどのように歴史的に読まれてきたのかを知るには大事な一冊。今の時代は、そもそも、日本研究をするにしても、既にヨーロッパでは、日本研究=東アジア研究になっているのだから、あえて「東アジア的視点」と議論する必要もないし、今更感がハンパないです。平田先生は超一流の学者です。やっぱり、この本を書くために、『孫子』を四百字詰めの原稿用紙に、手書きで写す方なので。この本凄かった。