読了本

 

死に至る病 (講談社学術文庫)

死に至る病 (講談社学術文庫)

 

 〈単独者〉として神と向き合うことを導くために、キェルケゴールの『死に至る病』は書かれたという、訳者である鈴木祐丞さんの解説を読んで、腑に落ちました。今までの翻訳がドイツ語を媒介にしたりしていたので、デンマーク語原典からキェルケゴールの代表作を翻訳したことは、読むだけでも価値はあると思います。