鹿鳴く秋

大草原にて「神のお使い」が求愛する時期になりました。


「神のお使い」の鳴き声を聞くと、「もうすぐ正倉院展だなー、駅が混雑するなー、バスぜんぜん動かないだろうなー」という切実な市民の声を挙げたくなります。


近所の学校も行事の「鳴り物」を鳴らす。


体育祭の応援合戦の練習だと思いますが、中学校の時分は、紅・白・青・黄の四組に分かれていたように思います。


「三年生はもう最後なんだからね!!次なんてないんだからね!!」


どうしても「青春の一コマ」を残したいオトナに対して、落ちこぼれ人間だった私は、オトナに反抗的態度をとり、頭をスキンヘッドにして、学ランのウラ袖に「龍」マークを刺繍していました。(嘘)


勉強が進まないこともあり、近所の喧騒を避けるべく、この際だから学問精進を祈願しに、近所の天神社に詣でる。天神社では秋祭の準備が粛々と行われていた。


散歩の間に、月が昇り、なんだか愛でたい気になる。散歩したことで気も紛れたので、再び原稿に着手。


遅々として進まないけど、なんとか進めました。ちょっと疲れたので、これから寝支度します。


明日も良き日でありますよう。