2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 井上進『明清学術変遷史―出版と伝統学術の臨界点』

明清学術変遷史作者: 井上進出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/12/19メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見るダウンロード【はじめに】字句・考証の学は、是れ清人の長ずる所なり。明学は空疎にして、考拠は荒廃す。その叔世に…

 なんだかんだで

研究会のレジュメを一日で書き終える。あの苦労はなんだったのだろう?のたうち回って、考えたあげく、ノートに書いて、構想を考えたら、案外早く終わった。文字数は少ないんだけど。合宿終わったら、資料集めに精を出します。

 関節痛

風邪っぽい症状もあり、全身関節痛で苦しみ、目の前にあるものへの準備が一向に準備が進みません。こういう日もあろうかと思い、もう寝るしかなさそうです(笑)

 井上泰至・田中康二『江戸の文学史と思想史』

江戸の文学史と思想史作者: 井上泰至,田中康二出版社/メーカー: ぺりかん社発売日: 2011/12メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログを見る本書は「文学研究側からの思想史学への果たし状」(p259)という趣旨のもとで、「儒学」・「国学」・「老…

 「二重の没交渉」について考えるために

最近、ときどき研究界隈で覗いているブログで、江戸文学と江戸思想史に関して、活発な意見交換がやり取りされています。事の発端は、忘却散人さんの記事にて、中野三敏先生が、近年主張している「江戸儒学の中心は陽明学だったのではないか」という主張に対…

 金文京『漢文と東アジア』

漢文と東アジア――訓読の文化圏 (岩波新書) 作者: 金文京 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2010/08/21 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 53回 この商品を含むブログ (30件) を見る 1 近年の人文学において、「東アジア」を論じる研究書を見かけること…