2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 『日本思想史研究会会報』28号を刊行しました。

このたび『日本思想史研究会会報』28号にて、金文京先生の『漢文と東アジアー訓読の文化圏』(岩波新書、2010年)を書評しました。これに伴いブログのプロフィール欄に業績を加えました。なお、最新号の目次は以下の通りです。 〈巻頭言〉桂島宣弘 「領土問…

めっちゃ古代史やないかーい!

今日は諸事や報告準備の調べ物で大学へ。ゼミで報告担当する課題論文の題名みただけなら、近世かと思ったら、内容がめっちゃ古代史でした。自動的に割り当てられたので、もうやるっきゃナイトと自身で諦めました。しかしこのままでは、さすがに手に負えない…

語学力落ちた

諸事のために、韓国語のサイトを漁る。大意は汲み取れるので、よいのですが、読むスピードが落ちた気がしました。もう一度勉強しなきゃいけないかもしれません。

通院日

今日は診察を受けず、薬だけ処方していただく。いま帰路についているのですが、修学旅行の学生ばかり。この制度に関しては、個人的には甚だ疑問。ちょっとくされた気分になる。

修士論文報告会@大学

今日から後期セメスター初日。午後1時から6時まで、マスターの方々による修士論文中間報告会でした。休憩がほとんど取られなかったし、お昼の時間帯でご飯を食べるのはオイラの大学では無理。終了後、ゼミの報告順を決める。もう来週に報告ではないか。い…

 勉強の秋

昨日から気温が下がり、急に秋らしい気候になりました。台風が直撃していた時は、やはり暑かった。汗かき体質だし、暑がりなので、今年の夏が終わったことを素直に喜んでいます。秋の小さな目標は、カフェイン摂取をほどほどにすることです。

 隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』(4)

第6章 1780年代における「エコノミー」研究主題群の展開より。 気球の問題からほどなくして、科学アカデミーは動物磁気説(magn〓tisme animal)と呼ばれていた理論の調査を通じて、擬似科学の問題とも関わることになる。それは今日でいう催眠術と電気、磁石…

 隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』(3)

第4章 再定義される科学の「有用性」より。 これまでにも言及してきた十八世紀西洋世界における「有用」の概念はいわゆる実利主義よりも、むしろベンサム的な「功利主義」に近い倫理的な響きを伴っている。……すなわち、「有用」は単なる物質的な次元での「役…

 隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』(2)

同。 商業・経済力競争という点について述べると、主要なライバルおよびモデルとして常に意識されたのは英国であった。ただし十八世紀中頃における英国の経済的インパクトは、今日知られる産業革命やそこで培われた工業技術力によるものではなく、同国を小麦…

 隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』(1)

科学アカデミーと「有用な科学」 -フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ-作者: 隠岐さや香出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2011/03/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (22件) を見る第3章 「科学の共和国…

 中井久夫『「思春期を考える」ことについて』(4)

同。 統合失調症を経験した人たちから教わったのは、本当に恐ろしいのは、上は天まで、下は大地の底までが裂ける体験である。幻覚や妄想はそれに比べれば「何ほどのことでもない」とある人はいった。この恐怖体験こそ統合失調症の核心ではないか。(p347)

 中井久夫『「思春期を考える」ことについて』(3)

「少し長いあとがき」より。 私の拠って立つ灯台は、それまで九年間続けた、主に統合失調症の臨床であったことは以後も変わらない。私の基本的な疑問は、統合失調症がそれほどにも人を悩ますのは疑いないけれども、では、どうして普通の身体に備わっている守…

 中井久夫『「思春期を考える」ことについて』(2)

「数学嫌いだった天才数学者」より。 まず、ウィーナーは二十世紀の数学者の中ではもっとも数学者らしくない数学者の一人である。電算機と縁の深いもう一人の数学者「ゲームの理論」の創始者のノイマンが計算の神様だったのと対照的にウィーナーはよく計算を…

 中井久夫『「思春期を考える」ことについて』(1)

中井久夫コレクション3 「思春期を考える」ことについて (ちくま学芸文庫)作者: 中井久夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/09/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (8件) を見る「思春期における精神病および類似状態」よ…

 昨日の写真です。

昨日行った安曇川にて。写真は雨の降るなかだったので、撮りづらく、同伴の方からいただきました。 藤樹書院跡。藤樹書院自体は明治の頃に焼失しました。火事のときに地元の門人が藤樹の蔵書・遺品を救い出し、その蔵書の中から、今回、藤樹直筆の自注が見つ…

合宿@滋賀高島

昨日・今日と滋賀高島にて研究会の合宿でした。昨日は自分も報告。しかし自分なりには反省しきりの内容で面目がたたない。幸いにも老師からも色々アドバイスを抱いたので、小文のためどこかの媒体から、ブラッシュアップしてまた再提出します。その折改めて…

 報告準備おわり

朝起きて、午前10時くらいまで作業をして、レジュメの準備を済ませる。部屋にプリンターがないので、ネットプリントを申し込んだが、どうやらドキュメントファイルは、外国語も難読漢字も認識しないらしく、エラー表示になるので諦める。街に出かけて、イン…

調査@国立国会図書館関西館

今日は天気予報に反して晴れ間が広がっていたので、精華町まで行く。国立国会図書館関西館にて漢籍の調査。データベースと格闘しつつ、午前からこの時間帯まで調べ物にあけくれる。これから帰路につくところ。

通院日

通院に関する日記ですが、一応自分用のメモ代わりとしても、日記をつけているつもりですので、ご了承ください。行きのバスで病院近くまでの停留所に停まる路線を見つけたので、最近往路はそれを利用しています。クスリはいつもの睡眠薬と風邪薬を処方してい…

 今日はお休み

風邪や疲労も溜まっていたので、今日は一日ダラダラ過ごす。別のブログの更新作業をしていたら、サッカーあることを忘れていました。まだ風邪はひき始めだと思うけど、こじらせるのが長びくようであれば、風邪薬を処方してもらいに病院にいかないとダメかな…