立命館大学文学部・国立台湾大学文学院交流シンポジウム(プログラム正式版)

先日もお知らせしましたが、交流シンポジウムのプログラムの正式版が決まりましたので、再度下記にて転載します。

国立台湾大学文学院・立命館大学文学部交流シンポジウム


「トランスナショナルな文化交流―東アジアの文化交流についての学際的研究」


日程:2012年3月22日(木)10:00〜17:00


会場:立命館大学敬学館250 264 265 266号(参加無料)


開会式:10:00〜(敬学館250号室)


懇親会:18:00〜(参加費4000円)


使用言語:日本語・中国語(通訳あり)


主催:台湾大学文学院・立命館大学文学部


後援:立命館大学人文科学研究所・立命館大学人文学会


基調講演(会場:敬学館250号室)


甘懷真(台湾大学歴史系教授):「方法としての「東亜」」


桂島宣弘(立命館大学文学部教授):「明清交替と東アジアの思想史」


※当日の昼食につきましては、報告者及び討論者の方々には、事前にお弁当を用意しています。しかし数に限りがあります。当日のシンポにて自由に参加する方におきましては、各自で昼食をとっていただきますよう、あらかじめご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。

研究発表 第一部会 「日本文学の中の東アジア」(会場:敬学館264号室)


10:30〜11:00 蕭麗華(台湾大学中文系教授)「弘法大師的山居詩研究」


11:10〜11:40 曹淑娟(台湾大学中文系教授)「源兼明の池亭描写と晩年意識」


11:40〜12:10 太田登(台湾大学日文系教授)「与謝野晶子における国際性の意味」


昼食休憩


13:30〜14:30 基調講演


14:40〜15:10 深町博史(立命館大学大学院)「夏目漱石随筆「思い出す事など」論」



15:10〜15:40 朱秋而(台湾大学日文系副教授)「那波魯堂と関西詩壇―その弟子たちも含めて儒学詩学の接点を考える」



15:50〜16:20 范淑文(台湾大学日文系副教授)「文人画にみる写実性―竹田から漱石の文人画の一考察」


16:20〜16:50 洪瑟君(台湾大学日文系副教授)「昭和作家の南方行―中島敦高見順を中心に」

研究発表 第二部会 「日中間の思想交流」(会場:敬学館265号室)


10:30〜11:00 徐興慶(台湾大学日文系教授)「唐通事林道栄の学問とその伝播―朱舜水との学問交流をかねて」


11:10〜11:40 鄭吉雄(台湾大学中文系教授)「青木正兒博士『清代文学評論』について評論す」



11:40〜12:10 陳翠英(台湾大学中文系副教授)「『聊斎志異』「黄英」の日本における翻案と多様な解釈について」


昼食休憩


13:30〜14:30 基調講演(敬学館250号室)


14:40〜15:10 鈴木俊哉(立命館大学大学院)「『采菽堂古詩選』における七子派批判」


15:10〜15:40 林慧君(台湾大学日文系副教授)「日・中同形の漢語系接頭辞『反〜』に関して―日本語と中国語の対照分析を中心に」



15:50〜16:20 林立萍(台湾大学日文系副教授)「日本昔話集にみる日中文化交流」



16:20〜16:50 曹景惠(台湾大学日文系助理教授)「梵舜本『沙石集』巻五本ノ十一と中国説唱文学」

研究発表 第三部会 「東アジア文化交流の諸側面」(会場:敬学館266号室)


10:30〜11:00 高嘉謙(台湾大学中文系助理教授)「図像・遺跡・僻地:『宋台秋唱』と香港遺民の地景」



11:10〜11:40 潘少瑜(台湾大学中文系助理教授)「イギリスヴィクトリア言情小説の東アジアへの道程―『Dora Thore』の小説系脈を例として」



11:40〜12:10 古偉瀛(台湾大学歴史系教授)「近代中日カトリック高等教育における開創の比較研究―輔仁大学と上智大学を中心に」


昼食休憩


13:30〜14:30 基調講演(敬学館250号室)


14:40〜15:10 石原和(立命館大学大学院)「1800年前後東アジアのパラレルな宗教運動―『聖典』読みかえの作業に注目して」



15:10〜15:40 謝世忠(台湾大学人類学系教授)「繰り返される『劣位』・『差別』・『訴え』の言説:アイヌ民族の第四世界への参加」



15:50〜16:20 〓霈澄(台湾大学大学院)「『大唐西域記』における政治記述―龍王のイメージを例に」



16:20〜16:50 岡本淳子(立命館大学大学院)「三国人物の評価変遷について―周瑜の形象を中心に―」

奮ってご参加ください。