ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(6)

フロイトが《一次過程》、あるいは不安定であると同時に瞬間的な存在の残像の《充実した瞬間》という名で記したものを正しく解釈したいのならば、この理論的なモンタージュが必要であると思われる。この一次過程や充実した瞬間とは、幼年期、分裂病のカタストロフ、ドラッグ体験、アルカイックな融合的トランス状態、創造的霊感を際立たせるものである。(pp181)