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 バフチン.M『バフチン言語論入門』(2)

詩的作品は、事物や身近な環境の出来事を自明のものとみなして、それらに立脚するようなことはできず、それらにたいするひとつの暗示すら発話の言語的部分に導入したりはしない。この点では、もちろん、文学における言葉にはるかに大きな要求が課せられている。すなわち、生活のなかで発話の枠外にとどまっていたことの多くが、いまや言語的に表現されねばならない。実際の話題にかんしては、詩的作品ではすべてが言葉にされていなければならない。(p33)