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 『来るべき書物』(3)

ブランショ

アルトー」より。

詩が、思考というこの考えることの不可能性と結ばれているということ、あらわにされぬ真理である。なぜなら、これは、つねに外れ遠ざかっており、彼に、それを真に体験する地点の下方で体験することを強いるからである。これは、単に形而上学的な困難であるばかりではない。或る苦悩が作る恍惚である。そして、詩とはこの不断の苦悩であり、「闇」であり、「魂の夜」であり、「叫ぶための声の欠如」である。(p54)