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 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(4)

クーンのパラダイムに欠けているのは、それが門にしか存在せず、世界の付置によって結びつけられていないことである。問題も、ほかの生物と同じ資格で生きている。ただし生物とは異なり、同一の座標のなかを移動するだけではない。……第一世代の《欲望する機…

 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(3)

エントロピー主義の病は末期において――ここで私は構造主義とシステム論のことを考えているのだが――下部構造コンプレックスを自発的に取り除くことによって、小康状態に向かうと思われるかもしれない……しかし、残念ながらそうではない。還元主義の焦点が、最…

 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(2)

いまやわれわれは、ジャン=フランソワ・リオタールがポストモダンの条件と呼ぶものの中心にはいない。私は、リオタールとは異なり、ポストモダンの条件とはあらゆる服従のパラダイム、現行の状態とのあらゆる妥協のパラダイムであると考えている。リオタール…

 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(1)

分裂分析的地図作成法作者: フェリックスガタリ,F´elix Guattari,宇波彰,吉沢順出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1998/02メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (12件) を見る いまここで明確に述べるのはたいへん難しいのだが、主体的…

 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(6)

フロイトが《一次過程》、あるいは不安定であると同時に瞬間的な存在の残像の《充実した瞬間》という名で記したものを正しく解釈したいのならば、この理論的なモンタージュが必要であると思われる。この一次過程や充実した瞬間とは、幼年期、分裂病のカタス…

 ガタリ.F『分裂分析的地図作成法』(5)

ふるいの役目は、共立性の獲得のもろもろのシークェンスにある程度の安定性を与えることであり、多数性の役目は、脱交叉が停滞したときに、考察しているアジャンスマンを重複雑性の準拠によって《再充電する》ことである。脱交叉の体制のもとにとどまる限り…