減薬を考えています
台風なので、勤務後、家でじっとしています。
明日、通院日なのですが、少し安定してきたので、減薬を考えています。
明日の朝までは、台風の影響続きそうです。
読了本
本書は、むしろ江戸文学の研究者・大学院生に読んで欲しいと感じました。
高山さんが書いた論文は、ほとんど読んできたつもりですが、本書が荻生徂徠と徂徠学以後の統治術としての「礼楽」と「修辞」(文彩)の議論を、「接人」(人に接る)としての制度構想がいかになされてきたのか、ということを主題にして、第一部では、荻生徂徠から会沢正志斎に至る「礼楽」論の構想、もう一方では、古文辞学流行の影で、忘れ去れた、統治術としての「修辞」論の問題に焦点を当てて、荻生徂徠から、賀茂真淵、本居宣長、富士谷御杖への流れる思想史を描写しており、非常に勉強になりました。
特に富士谷御杖の「倒語」論を、表現をいかに制度化するか、という御杖の視点の有効性を考察した議論は興味深いものでした。また、従来の江戸文学研究が、中村幸彦による「人情の解放」という視座からいまだに逃れられていないことにも言及しており、より広く読まれてもいいのではないか、と感じた次第です。
買い直した本
- 作者: ピーター・ノスコ,Peter Nosco,M.William Steele,マリオン・ウィリアムスティール,横山泰子,平山美樹子,小島康敬,谷村玲子,星山京子
- 出版社/メーカー: ぺりかん社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 単行本
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- 作者: J.ヴィクターコシュマン,J.Victor Koschmann,田尻祐一郎,梅森直之
- 出版社/メーカー: ぺりかん社
- 発売日: 1998/08
- メディア: 単行本
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山本嘉将『香川景樹論』(育英書院、1942年)。
実方清『香川景樹』(三省堂、1942年)。
黒岩一郎『香川景樹の研究』文教書院、1957年)。
黒岩さんの本は、勢いです。
聴覚過敏を緩和するために
聴覚過敏は、障害特性上、一生治らないものですが、自分が少しでも心掛けていれば、徐々に緩和することは可能です。
まずは安定した服薬。聴覚過敏により、自分にストレス負荷がかかりすぎている時は、心に不調があるサインです。そのためには服薬で根気強く、治療を続けること。
外部の雑音は遮断することは、出来ませんが、ほとんどが陰口をたたく人が悪いので、気にしないような、メンタル面を持つことで、緩和は可能です。
最近は、聴覚過敏は緩和しているので、少し体調が安定しているのかもしれません。